2019年度防災研修レポート
2020年1月26日(日) 9時-17時
掲載日 2020.1.27
今回は最新の設備を備えている、江東区有明にある「そなエリア:国営東京臨海広域防災公園」を訪問しました。
若松第一・第二自治会から、小学生 11人を含めて、若い家族の参加も多く、にぎやかで楽しく勉強できた一日となりました。
・9時、若松のウェルシア前に集合して市のバス、オオバン号に乗り込みます。39人が予定どおりそろって出発。 ・柏インターから常磐道〜湾岸道で有明に到着。まったく渋滞なく、予定よりだいぶ早く1時間で着きました。そなエリアはゆりかもめ有明駅のすぐ前にあります。ほかの団体バスも何台か到着していました。
・受付を済ませてまず2階の資料展示室へ向かいます。この施設は入場無料で、予約なしで個人も入れます。今回参加できなかった方も、見学してみることをお勧めします。 2階の資料展示室のようす。小学生もクイズ形式で楽しめる教材がいくつかありました。
・首都直下地震が心配されていますが、どこで起きるか分かりません。発生しそうな地点がいくつも地図に示されていました。しかし幸いにも我孫子市のあたりは、“震源候補地”の空白域になっています。 ・茨城県南部を震源に、マグニチュード7.3の地震が発生した場合の、震度予想が示されていました。緑が震度5強、うすい茶色が震度6弱です。取手市の北・つくばみらい市には震度6強(茶色)も予想されています。
・書棚やタンスなどの家具を固定しておくと、震度6強で備品は散乱しますが、家具は倒れないことを再現しているお部屋です。 ・左の部屋で、家具を固定しておかないと、同じ震度でみんな倒れてしまった様子を再現していました。家具を壁に固定するのは、身の安全のためにとても大切ですね。
・このごろはペットも連れていける避難所が増えています。ケージを持参することや、うるさく吠えないしつけを日ごろからしておきましょう、などと解説してありました。我孫子市にもペット可の指定避難所はありますが、場所やルールについて、まだまだ知られていません。 ・これから団体で1階のいろいろなシミュレーションルームを見学します。係員の方から説明を聞いています。一人ひとりタブレットPCを渡されて、クイズなどを体験しながら回っていきます。
・震災で被害を受けた街並みを、倉庫のような広い室内に再現してありました。実物大の店や家が並んでおり、ゴーストタウンかミステリーゾーンに立ち入った印象も受けます。 ・震度の大きさによって、人形やペットボトルの水がどれくらい揺れるか、うしろのシミュレーション画面と合わせて実演されます。
・そなエリアでの昼食のあと、野田市の雪印メグミルク社の工場を見学しました。まず入口で全員写真。 ■拡大写真へ ・はじめにビデオで説明を聞いてから、係の方に案内していただきました。ここから先の工場現場は撮影禁止なので、写真レポートはここまでです。帰りもほぼ渋滞なく、午後4時半に若松へ戻って解散しました。
「そなエリア:国営東京臨海広域防災公園」について
首都直下地震等の大規模な災害発生時に、現地における被災情報のとりまとめや災害応急対策の調整を行う「災害現地対策本部」等が置かれる首都圏広域防災のヘッドクォーター及び広域支援部隊等のベースキャンプ、災害医療の支援基地として、東扇島地区(川崎市)の物流コントロールセンターと一体的に機能する防災拠点施設です。
■ホームページへ
〒135-0063 東京都江東区有明3-8-35 TEL:03-3529-2180
■この研修会のお知らせへ
■もどる