防災訓練を実施しました
2019年11月16日(土) 13:00-16:30
会場若松第1公園
掲載日 2019.11.17
・秋晴れのおだやかな天気のもとで行われました。 ・消火器から放水して的に当てるちびっ子たち。
実際の家庭用消火器には、いったんレバーを握ると消化液が出っぱなしになる「加圧」式と、レバーを離すと止まる「蓄圧」式があるということです。しかしその表示が一般人に分かりにくく、改善が望まれます。
・訓練には我孫子高校ソフトボール部の生徒さんたちや、教頭先生・顧問の先生も参加してくれました。 ・火に投げつける「手投げ消化弾」も紹介されました。1個6千円するので、購入して備えるのにちょっと抵抗がありますが、効き目はなかなか優れているようです。下段にメーカーの実演サイトを紹介します。
・煙体験ハウスには、大人たちもみんな順番に入りました。安全な煙を使っていますが、現実の火災では有害なガスも発生していますから、タオルで口をおさえたり、極力煙を吸わない工夫が必要です。一酸化炭素ガスは、人によってはひと呼吸で気を失うという怖い説明もありました。 ・煙体験ハウスの中で撮影してみました。確かに30センチ先も見えませんでした。壁のテントを手探りで進みます。
・倒れている人の応急処置で、AEDの使い方を説明。AEDは心臓を動かすための電気ショックではなく、心臓がけいれん状態になっている動きを停止させるための機械なのだそうです。心臓を一度止めることによって、自然な動きが復活するという説明がありました。したがって心臓が完全に停止している人に対しては、AEDは「スイッチを押してください」との指示は出さないということです。 ・三角巾の使い方訓練を行いました。
・消防署みなさんの指導のあと、市役所や警察署からの講義を聞きました。大雨で停電が発生した際に、若松低段地域用のポンプの非常電源設備をどのように稼働させるか、関係業者にも出席いただいて、説明がありました。 ・若松の大雨に対して、各家庭で雨水をいったん貯める協力をすることで、内水被害を軽減することができます。市の治水課が家庭用の貯水タンクを見せて、説明しました。このタンクは160リットルのものです。150リットル以上のタンク設置には、市が3万円の補助をしています。※補助が受けられるか、市に申請を完了させたうえで購入するのが手順です。
・市民安全課から、我孫子市の水害対策について説明をいただきました。この秋の台風19号では、利根川も水が堤防を超える恐れがありましたから、参加者からもいくつか熱心な質問が出されていました。 【参考】手投げ消化弾「プロントケール」による消化実演映像。■製造メーカーのサイトからYoutubeの映像を見られます。
●主な内容
受付:(13:00〜) 全員受付で記帳
  記帳いただくことで、当日万一の時に傷害保険が適用ざれます。

通報訓練(13:30〜)
   119番に電話し、火災や怪我などの被害状況を通報する訓練です。
   訓練当日は代表者が公衆電話を使用して通報します。
   電話をする前に住所や目印、被害状況を確認しておくことが大事です。

初期消火訓練(13:45〜)
   火災発生の時には初期消火が大切です。消火弾による消火
   の後、的に向ける水消火器訓練や、取り扱い方法を学びます。

消防団実演(14:15〜)
   第2分団による放水するまでの模範演技です。消防団は日常
   のお仕事の合間に日々訓練を重ね、火災現場に駆けつけて
   消防士のお手伝いをしています。

救護・搬送訓練(14:45〜)
   AEDの使用方法や怪我の応急処置は、日常生活でも役に立ち
   ます。訓練に参加して学ぴましよう。災害時の搬送では車椅子が
   無い場合があります。お年寄り、障害者や怪我人を避難所まで
   安全に移送する搬送方法も習得しましょう。

防災・防犯の講話(15:45〜)
   市民安全課:「我孫子市の災害対策について」
   治水課:「水害について」
   我孫子警察署:「防犯に対する備え」

講話の終了後に非常食を配布しました。
朝から車両避難訓練も実施
大雨で浸水する恐れのある若松住民の方のために、車両避難場所として
アビスタ駐車場を利用させていただくための、訓練です。

日時
:11月16日(土)  朝8:10〜8:45の間
避難場所:アビスタ駐車場
集合場所:アビスタ駐車場入り口(特に車で来る必要はありません)
      参加者は、車のナンバーを記載したメモを持参してください。

実施要領

●アビスタ開館時の避難手順
 @車両を避難したら、インフォメーションで「駐車場避難車両リスト」に記入する。
 A出庫する時は、インフォメーションに駐車券を提出し、使用料の免除処理を行う。

アビスタ休館や閉館時(21:30〜翌朝8:30)の避難手順
台風などで冠水する恐れがある場合、アビスタ、市民安全課と若松防災委員会が
連絡を取り合い、駐車場入り□の馬柵(車止め)の鍵を開錠したままにしておきます。

以下の手順で対応してください。
@馬柵(車止め)を外して入庫し、入庫後は馬柵をもとにもどす。
A出庫の時は、インフォメーションにて「駐車場避難車両リスト」に記入。(駐車料が免除処理になります)

※駐車場への避難をされたら、速やかに若松地区防災防犯委員会にご連絡ください。
避難対象者の氏名と場所は、今後の資料としてアビスタ管理担当者と共有します。
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